昔に比べて、家に籠ることよりも外出することが増えた。
前職は教員だったが、一応公務員ということもあり、土日祝日は休日となっていた。だから、週に最低2日間の自由時間があったので、土日どちらかは自由に過ごし、どちらかで職場に行って記録に残らない勤務(つまりサービス出勤)をしていた。
現職は基本日曜日だけが休日となっているので、その1日がとても貴重な時間なのだ。だからほぼ必ず出かけている。だが、出かける理由はどれだけではない。
出かけるということは、ドーパミンを得られる機会が数多く存在するということなのだ。
以前は自宅にいて動画や映画、ゲームに興じていても快楽を感じていた。しかし、現在はそれだけでは満足できない体になってしまっている。今の自分は過去の自分よりも多くの経験をし、社会にはあらゆる世界と活動が存在していることを体感している。自宅に籠って趣味を楽しむのも良いのだが、外に出ればより多種多様な快楽体験が存在する。
私の場合は、ロードバイクに乗って自然の中を走ったり、カフェで美味しいコーヒーを飲みながら読書に没頭したり、見知らぬ他人と麻雀を打つために雀荘に行ったりしている。
楽しみは人それぞれだが、趣味をもっていない人間であっても外で快感を得ることは可能だ。散歩するだけで活発な体は酸素を取り込む。それだけでも心身とも満足する活動の一つなのだ。
人生は、死ぬまで多くのドーパミンを摂取することで満足できるのだ。
人は皆無自覚に快楽を求めようとしている。それも、質の高い快楽を。
だから、スマホから目を離して外を眺めてみる。それだけで自分はどれだけつまらないことに支配されていたかに気づくことができる。


